LightFish

自律型海上プラットフォーム

LightFish(ライトフィッシュ)は、任意のポイントへの移動や、一定範囲内に留まることが可能な自律型海上プラットフォームです。スラスター推進で最高船速は4.5ノットにまで達し、最高速力下でも最大10時間の航行可能です。大型ソーラーパネルのほか、メタノール発電機を搭載可能で小型ながら前後左右・上空・水中・ナイトビジョンなど多数のカメラを搭載し、AIライブラリー認識により対象物判断、Starlinkによるリアルタイム通信を利用することができます。

アプリケーション

科学 /環境分野

気象、海象観測
水質調査
生物分布調査
気候変動監視

防衛 /セキュリティ

津波監視
テロ対策
密輸対策
港湾監視
航路管理

特徴

ソーラー発電とメタノール発電によるハイブリッドシステム
半径30m以内の定点保持能力
4.5ノットで最大10時間航行可能
AIによる自動対象物判別機能搭載
カスタム可能な豊富なペイロード
ユーザーフレンドリーな監視用ソフトウェア

ペイロード

ご用途に合わせて様々な種類のセンサーの搭載が可能です。※搭載制限有り。詳細はお問い合わせください。

超音波多層流向流速計(ADCP)
音響モデム
気象計
各種カメラ
CTDセンサー
AIS
ハイドロフォン
硝酸塩センサー
光学式後方散乱センサー
光学式減衰センサー
マルチビーム測深器
Xバンド・レーダー
ウインチ...など

仕様

基本仕様

基本構成	海面フロート&スラスター
オプション	気象計、多層流向流速計、波高計、水温・塩分計(CTD)、他　※組み合わせ制限有り
寸法(全長x横幅x高さ)	298cmx100cmx120cm
重量	122～160kg
ペイロード重量	27kg+メタノールタンク10L(※17kg+メタノールタンク28L)
平均航行速度	2.0ノット(スラスター=30W)
最高速度(スラスター)	最大4.5ノット(スラスター=350W)
運用期間	～6ヶ月(使用環境による)

動力・電力

推進力	スラスター
バッテリー	4,000Wh リチウムイオン電池メタノール発電機75W/10～28Lタンク(11.1~31.1kWh相当)
太陽光パネル	ピーク時 415W
平均消費電力	25W/時+30W/時(スラスター)※+各センサー消費電力

通信システム

衛星通信	イリジウム(Certus/SBD)、Starlink(オプション)
ローカル通信	有線LAN/LTEおよびWi-Fi(いずれもオプション)

センサー	磁気コンパス, GPS
ナビゲーション精度	半径2～3m
位置保持精度	半径30m ※海流0.5ノット環境下

Raasソフトウェア

Robotics as a Service(Raas)は、世界中どこでも海上ビークルのミッションを管理可能なWEBベースのパイロットソフトウェアです。ユーザーフレンドリーな設計により直感的にビークルの状態確認や操作が確認可能です。PC、タブレット、スマートフォンから操作可能なのでどこからでもビークル操作や監視が可能です。