製品情報

AUV・ASV

Wave Glider SV3

Waveグライダー 自律型海洋プラットフォーム

Wave Glider SV3

Autonomous Ocean Vehicle  Wave Glider SV3

自然を動力とするユニークな自律航走型海洋プラットフォーム
高機能モデル (Wave Glider SV3)が登場!

工業 /産業分野

  • 水質モニタリング
  • 通信ネットワーク
  • 漁場、養殖場管理
  • 天然資源調査

科学 /環境分野

  • 気象、海象観測
  • 水質調査
  • 海底地形調査
  • 生物分布調査
  • 気候変動

防衛 /セキュリティ

  • 津波モニタリング
  • テロ対策
  • 密輸対策
  • 港湾モニタリング
  • 航路管理

Wave Glider

Wave Gliderは、任意のポイントへの移動や、一定範囲内に留まることが可能な自律型海洋プラットフォームです。波の力を推進力に変換して航行する為、ガソリン等の燃料を一切必要としません。

本体は主に、海面フロート、アンビリカルケーブル、 水中グライダーの3つのユニットで構成されています。海面フロートは、安定性が高い低姿勢構造となっており、多種多様な機器を搭載することが可能です。

また、搭載機器への電力供給を目的とする太陽光蓄電システム、制御コンピュータ、衛星通信システムもフロート中央部に搭載されており、イリジウム衛星を介して、航法制御、取得データの転送等が行えます。
水中グライダーも単に波力を推進力に変換するだけではなく、信号・電源ケーブルを兼ねたアンビリカルケーブルを介して、水中音響モデム等の中継点としても利用可能です。

特長

  • 燃料不要の波力推進機構
  • 半径40m以内の定点保持能力
  • 太陽光蓄電システムを搭載
  • 豊富なペイロード
  • リアルタイムデータ通信
  • 遠隔制御支援のためのユーザーフレンドリーなGUI
    (Wave Glider Management System: WGMS)
  • ユーザーが自由設計できるインテグレーター用パッケージもご用意

 

仕様

基本仕様
基本構成 海面フロート、水中グライダー、4mアンビリカルケーブル
標準モジュール AIS(自動船舶識別装置)、対水速度計、気象計
フロート寸法 305㎝ × 81㎝ × 23㎝
水中グライダー寸法 213㎝ × 142㎝ × 21㎝
重量 150kg
ペイロード重量/容積 45kg / 93ℓ
フロート耐水性 水深2mまでの瞬間的な潜水に耐える
平均航行速度  1.3 ノット
動力・電力
推進力 波力推進機構、及びスラスター 
バッテリー 900Whリチウムイオンバッテリー
(最大4.5kWhまで追加増量可能)
太陽光パネル ピーク時 150W(パネル3枚)
平均消費電力 5W以上 ※設定により変わります
供給可能ピーク電力 360W
通信システム
衛生通信 イリジウムSBD および RUDICS(オプション)
携帯端末通信オプション
ローカル通信 802.11g/n WiFi
ナビゲーション
センサー 磁気コンパス(精度±1°)、GPS(12ch SBAS対応)
ナビゲーション精度 半径3m CEP50
位置保持精度 半径40m CEP90 ※気象、海象条件に依ります
オペレーション
ソフトウェア GUIベースソフトウェア 『Wave Glider Management System (WGMS)』
インターネットを介して各種設定、ビークル操作、システム管理、データ回収を支援
ステータスモニタリング ビークルの状態を文字情報及びグラフィックで表示
自律航行 任意のコース、ウェイポイント、位置保持の設定が可能
安全対策
非常時位置周知デバイス LEDマーカーライト、RFビーコン
ビークル状態管理 内圧、温度、浸水感知センサーを内蔵
バッテリーステータス(残量、給電状況、および各セルの電流・電圧値)を記録
バッテリー 過電圧・過温度検出時自動停止機能、低電圧時自動給電停止機能
各種アラート 通信障害、立入禁止水域侵入、電池残量低下、リーク検出、
船舶接近時にアラートをメール配信

推進原理

波を乗り越える際に生じる上下動の力を海面フロートがアンビリカルケーブルを介して水中グライダー部に伝えます。水中グライダー部の6対のウィングは船首側の端で固定されており、右図のように角度を変えながら、上下方向に動くたびにウィングの間を通る水流の力を前方推進力に変換します。

ラウンチ&リカバリー

ラウンチ
吊具(舷側に張り出せるウインチ)を用いて舷側から海面に吊り下げ、フロート部とグライダー部を固定しているバンドのロックを解除し投入します。
  リカバリー
リフトポイントにフックを引っかけ、ウインチで吊りあげます。舷側の高さが低い小型船でも、専用ツールを用いて回収することができます。
※設置、回収、観測計画の立案については熟練したスタッフが丁寧にご指導致します。
 

長期間長距離連続運用

推進力は波の力、電力は太陽光を利用しながら、1年間までの長期連続観測が可能です。(実際の連続運用期間は気象海象条件に依ります)投入・回収、オペレーションに必要な人手は最小限で済み、複数台を連携させて広範囲を連続的にカバーするといった複雑なミッションも実現可能です。
2011年11月から2013年2月にかけ、2台のWave Gliderがサンフランシスコ~グレートバリアリーフ間の太平洋横断を達成し、総距離14,703 kmを走破した「Benjamin」(右写真)の記録は無人艇による最長航走距離として2013年5月にギネスブックに認定されました。

Wave Glider™ Management System(WGMS)

ビークルとの通信はインターネットを使用し、イリジウム回線を介して行います。ソフトウェアは端末へのインストール不要で、ウェブブラウザで専用サイトにアクセスすることで利用可能です。
  • 現在地と航跡をGoogleマップ上に表示・ステータスの表示
  • ビークル及びセンサーの制御・取得データ閲覧、ダウン ロード

曳航体オプション

水中グライダー部から曳航体を牽引することもできます。専用の曳航用ケーブルはグライダー部からの振動が伝わらないように設計されており、より静穏な計測環境を提供します。

カタログダウンロード

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