NemoSens

RTsys社製 多目的マイクロAUV NemoSens

NemoSensはRTsys社の海軍や研究所とのパートナーシップにより、科学や海洋工学、防衛の用途向けに開発されたコンパクトな自律航行型無人潜水機(AUV)です。ワンマンオペレーションが可能な小型・軽量な設計でありながら、サイドスキャンソナーや測深器、CTDセンサー、 HDカメラなど様々なオプション機器を搭載する拡張性を有しており、海底探査、環境調査、落下物の位置特定など幅広い用途にご利用いただけます。

アプリケーション

・洋上風力

・海底地形調査

・海底マッピング

・海洋環境調査

・石油ガス探査

・不発弾探査

NemoSens仕様　　　　　　

※基本仕様はペイロードに依存します

※1:ペイロード構成による

標準ペイロード

・水中音響モデム

・INS(MEMS)

・DVL

・圧力センサー

・GNSS

・Wi-Fi

・UHF

オプションペイロード

ご使用用途に合わせて、サイドスキャンソナーに加えて最大2モジュール(2kg以下まで)まで搭載可能です。各種センサーの詳細はお問い合わせください。

・サイドスキャンソナー

・ビデオカメラ+ライト(耐圧250m)

・CTDセンサー

・多項目水質計

・磁気センサー …etc.

搭載例

サイドスキャンソナー

CTDセンサー搭載例

アルチメーター

磁気センサー搭載例

ソフトウェア 「Cousto」

・システム確認、設定

・キャリブレーション

・ミッション作成、アップロード

・リアルタイム監視

・データダウンロード

UHF受信機 「GEOSYS MKII」

UHF の電波を受信することで、Nemosensが浮上した事をサウンドで知らせ、ディスプレイに位置情報(緯度経度、距離、方角)を表示します。観測開始や終了などのコマンドを送信することも可能です。

オプション補助機器

リポジショニング用LBLブイ RSB-MKII

LBL(ロングベースライン)音響測位によるポジショニングを行うことにより、水中のNemoSensの位置精度を向上させます。LBLブイにはGPSと音響システムが搭載されており、設定されたネットワーク内で通信が可能です。係留およびドリフトのどちらのモードでも使用することができます。

SCU「船上通信ユニット」

機種搭載カメラシステム「デメニギス」